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目標3「すべての人に健康と福祉を」

  • 4月14日
  • 読了時間: 2分

3回目は目標3「すべての人に健康と福祉を」です。

皆さんは、頭が痛いとき、おなかが痛い時にどうしますか?近くの病院へ行って診察を受けたり、近所のドラッグストアで薬をかって飲んだりしますよね。しかも、国民皆保険によってでもでも、世界に目を向けると、このような恵まれた環境には程遠い境遇におかれている人たちがたくさんいます。

そして、この目標3に紐づけられた13のターゲットを一つ一つ見ていくと、わが国日本が抱えている課題でもあることがわかります。

参考:一般社団法人イマココラボ
参考:一般社団法人イマココラボ

例えば、国連開発計画(UNDP)によれば、世界中で年間520万人もの子どもたちが、5歳未満でなくなっています。

また、三大感染症として知られる「HIV」「マラリア」「結核」は、医療や教育による予防対策が機能して、少しずつ減少してはいるものの、特にサブサハラ(サハラ砂漠以南のアフリカ諸国)や南アジア諸国では今も感染者が絶えません。

感染症について付け加えると、2019年末から世界中にパンデミックを引き起こした新型コロナウイルス(COVID19)感染症は記憶に新しいところですが、2023年1月までの累積死亡者数が680万人にも上るそうです。我が国においても2020年ごろを思い返してみると、想定外の蔓延に対する医療体制のひっ迫やワクチン接種の遅延など、思いがけずも脆弱性を露呈してしまいました。

このような新たな感染症は、我々人間による開発によって、今まで接点がなかった未知の自然が露見することで発生したりします。人間による開発が続けば、今後も新たな感染症の蔓延に、世界は常に脅かされています。


この目標3に限らずですが、ほかの目標にも大きくかかわっています。

例えば、医療が適切に受けられないのが、目標1の「貧困」によって妨げられていたり、予防できる感染症が、目標4の「教育」が受けられない影響で予防法を知らなかったり、あるいは目標6の「安全な水」を得られないために感染したりと、さまざまな問題とリンクしています。

SDGsの達成には、何か個別の課題を解決するというアプローチではなく、一斉に取り組むという姿勢が大切なようです。

 
 
 

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